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2011/03/19 (Sat) 労働

今日は朝から穏やかな天気で、
起きて早々、父と薪切りをした。

実家は薪ストーブなので、燃料は木。
設計屋だから、建築で不要になった古材などを
前にもらっていたのだそうだ。
乾燥させるために、トタンをかぶせて置いてあったが
雪が積もったり、虫が食ったりして、
ボロボロになっているものもあった。

木の表面だけで、重さがある程度見分けられるのも、
知らぬ間に、木を見て育っていたのかも。
木の腹と背、年輪の向きなど、「へええ!なるほど!」
というような話しも教えてもらった。







昔から「片付ける。カタがつくのが好きなのよ!!」と言っては
不要品を処分する(時には姉のピアノまで捨てて泣かれる)母は
断捨離が流行るとっくの昔から、家に物を貯めておかない人。

今回も、実家だからとタカをくくっていたら、
冷蔵庫も戸棚もガランとしていて、
「もうこんなに無くなっちゃったの?」と聞いたら
「私とお父さんだけじゃ、何も要らないから無いだけ」
と言われてしまった。

おかげで、というわけではないけど、
先日、なんで私は冷凍保存とかの知恵がないんだろう?
と思ったら、保存する前に食べきってしまう、
食べる分しか買わない(買えない)からだと気付いた。
私の家の冷蔵庫は、夏場に氷を入れておく以外、
ほとんど必要がない…。

そんなわけで、備蓄もへったくれもない私には
必要なときに必要な分だけ得られる
「食べ物センサー」がついているらしく、
塩釜でスーパーで食べ物を売り始めるタイミング、
学校で食品を配り始めるタイミングでそこに居合わせた。

そのうち、毒きのことかも、見分けられるようになるかもね…。

昔ばあちゃんに
「レイコの口元のほくろは、食うに困らない証だよ」
と言われたのを思い出した。
昔は取りたかったけど、このほくろは残しておこう。







父は「我が家の備蓄はこれだけ」と言って、
裏の畑に積まれた古い角材を運び、
チェンソーで切って棚に積み上げる、という作業を黙々とした。
時々、空を飛ぶ飛行機を眺めたり、
木に張り付いている奇妙な虫を、父が食べる真似をして
私を本気で驚かせたりして、なんだかんだ楽しんだ。

懐かしかった。
薪運びや雪おろし、玄関の石の水洗いなど、
家の手入れは昔からよく手伝わされた。
二人で山でキャンプして、木を集めたり水を汲んだりすることも、
小さい頃から私はこうして学んでいたわけだ。

「お父さんは、私を息子として育てたかったんでしょ」
「うん、そうだよ」
「やっぱり!!!」

始めは運ぶだけだったが、
「やってみるか」と言われて初めてチェンソーで薪を切った。
できるもんだね!
だけどやっぱり、父にはかなわない。
手早く、真っすぐにギュイーン、ギュイーン、と切っていく。

しばらくして、予報より2時間ほど早く雨が降り出して、
「よーし、これで1週間はもつ。ご苦労さん」
と木屑を集めて終了。
疲れた~!と言いながら、
塩釜で貰って来たチョコレートをひとつ。


今日の労働が、目の前の人の生活を支える。
基本だなあ。

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