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2015/08/02 (Sun) 出産

7月7日、午後5時32分、女の子を出産しました。




予定日は7月15日。

6月末頃に
「予定日を遅れることはないと思う。
 少し早まるんじゃないかな〜」
と夫に話した通り、やっぱり!だったけど。

まさか七夕の日だなんて、
ロマンチックな創造をしちゃった。







前日の夕食後「怠いから横になるね」とベッドに行き
ウトウトしたり、目が覚めたりしてるうち
一定の間隔でおとずれる。

生理痛のような。

波がやってきて、引いた時は日常と変わりなく
話せる、思考できる、動くこともできる。

私「これ、陣痛だよね…」
夫「うん。だね」

夫が病院に電話してくれて、
もう少し間隔が狭まったら
改めて連絡してください、とのこと。

小一時間してタクシーを呼び、
トイレに行くと、おしるしが。

陣痛、おしるし、破水、
このみっつが出産のサイン
だけど、順番もタイミングもそれぞれ。

だからいちいち、
「なるほど、これかぁ!」
と確認しながら
だんだんと近づいてく出産への道のり。

冷静にそう思えるのは、知識もさることながら
何がどうであれ、産むんだ。っていう覚悟かな。

朝4時半ころ、家を出ました。
早朝の第三京浜は、車もあまりなくて、
爽やかな空だった気がする。

相変わらず、波は訪れ、過ぎてゆく。








タクシーで1時間かけて病院に行く、
ってこと自体、大丈夫なのかなぁ?
破水とかしちゃったらどうするの?
もし、間に合わなかったりしたら?

そう思って、妊娠時から夫と相談し
病院のそばのホテルをとるつもりでいたけど、
出産近くなって先生にそう伝えると

「大丈夫でしょう〜!
 慣れないところで過ごすより、
 おうちのほうが安心でしょう。お金もかかるし。
 それに、もし車の中とかで産まれちゃったりしても、
 それで死んじゃう、なんて赤ちゃんいないから。
 東京と横浜なんて、隣でしょ!」

夫とふたり、心の中で
「隣って(苦笑)」
と突っ込んだけど。

先生のその「大丈夫!」には、
本当に何度も支えられたし、
いろんなことを吹っ切ってもらいました。








病院は、分娩室じゃなく、
ベッドとテーブルセット、洗面台のあるお部屋で、
自由なスタイルで産む、
いわゆる「アクティブバース」。

とはいえ、医療介入しない、させない、
と厳密なラインが設けられているわけじゃなく、
必要に応じて、必要なだけ、
本人(医療を受ける側)の意志に沿って
先生の専門的な見解をまじえたうえで、行なわれる。

個人的には、
「水中出産」や「ヒプノバース」も気になってはいたけど、
自然分娩を知る機会が何度かあったことや
説明のときに聞いた、出産スタイルの中で
妊婦がベッドの上に足を伸ばして座り、
その後ろに旦那さんが同じ姿勢で座って
背中から支える、というスタイルが、
いいな。と思って。

実際には、やってみたものの
暑いし、なかなか産まれて来ないしで、
途中で体勢を変えてしまったけど。








結局、14時間の陣痛。

長かった〜!!
もっとスルッと産まれると思った。
けど、安産のうち、と言われるし、
個人的には、意志を伝えるのを怠ったせいかな、と。

それと「気持ちいい」出産があることを
ずーっと前に聞いていたから、
もしや私もそうなんじゃ♪
と、勝手に期待してたけど
自分の感覚に集中しきれず。

「わからない」けど「こう感じる(思う)」ってことは色々あったのに、
「わからない」くせに言うのもなぁ…とか
専門家たちを前に、変に気を遣ったり、
自分を抑えることを自然にしちゃってた。







とはいえ。

夫が母に電話を入れてくれていたらしく、
「たまたま」終えておくことは全部終え、
準備万端だった、という母が、新幹線でかけつけてくれ。

身近な友人たちにも、
「陣痛が始まった!」とメッセージをしていて、
早朝から、
「頑張れ!」とか
「おお〜っ!!」と、夫のSNS内でも
ちょっとしたお祭りが繰り広げられてて。

昼になり、食事をする気にもならず、
助産師さんのシフトチェンジも何度かあって、
夕方になり、そろそろ体力的にも…
というタイミングで
担当の助産師に先生から連絡が入り

「先生が、医師会に出かけちゃうらしいんだけど、どうしますか?」
「お顔だけでも見たいなぁ〜」

そう言ったら、お部屋に呼んでくださって、
先生が入ってきてお腹をさすってくれた。

その最初の陣痛の波で「頭が出たよ」と聞いた。

私はもう、出たのか出ないのかもわからなくて、
「れいちゃん、出て来たよ…!」
そう言った夫の声が涙声だったことで、
実情を理解した感じ。

初めて聞く夫のその声色が、とても印象的だった。

私「どうしよう、これで止まっちゃったら」
先「大丈夫、すぐまた次の陣痛がくるから」

私は先生の腕を思いっきり掴んでいて、
「あ、間違えた。旦那かと思った!」
とか言ったのも覚えてる。

そして再び訪れた陣痛の波で、
肩、身体、と生まれ出た。

私、汗ダク。

夫、母、先生、助産師さん数人に囲まれて、
こんなたくさんの前で立ち会い出産したのね私…!
と、振り返る間もなく胸に赤ちゃんを抱かせられ、
「感動!」とか「喜び!」とかいうよりも
「夫、泣いてたっぽいなぁ…」と思いながら
ただ、ただ、無心…。








いまだに、母になった実感はあまりない。
いつ母になるのか、って命を宿した時なのかな。
それとも、ゆっくりじっくり母になってくのかな。

だけど、私の母乳で安心して
すぅすぅ眠っちゃう小さな身体の、
この偉大な命の存在を
感じるだけで涙がこぼれてくる。

こんな新境地があるなんて。

愛おしいって、こういう気持ちなのかぁ。



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